GLOBAL HR FORUM JAPAN 2017 REPORT
白木 三秀氏
[早稲田大学政治経済学術院 教授/トランスナショナルHRM 研究所 所長]
竹村 一郎氏
[アマゾンジャパン合同会社 人事ディレクター]
一色 顕氏
[株式会社リンクグローバルソリューション 代表取締役社長]
Gareth Monteath氏
[株式会社リンクグローバルソリューション 執行役・シ二アコンサルタント]
日本企業には、チームでフォローし合うメンバーシップ型の「アメーバ型組織」が多く、欧米企業には、職務によって区切られるジョブ型の「テトリス型組織」が多いと言われる。これからはアメーバ型の日本組織が、テトリス型の海外組織をマネジメントするシーンが増えると考えられるが、日本組織はどう対応すればいいのか。早稲田大学政治経済学術院 教授の白木三秀氏、アマゾンジャパン合同会社 人事ディレクターの竹村一郎氏、リンクグローバルソリューション代表の一色顕氏と、同社執行役・シニアコンサルタントのGareth Monteath 氏(以下Gaz)が語り合った。
セッションはまず、ロールプレイングから始まった。
◆ロールプレイング◆
一色(日本人課長役):Gaz 新しいメンバーが忙しそうだから、しばらく手伝ってくれ。
Gaz(外国人社員役):なぜ、私が?私には私の仕事があります。
一色:同じチームなんだから、手伝うことは当然だよ。よろしく頼むよ。
Gaz:私には彼の仕事の専門性はないし、私も忙しいのですが…。仕方ないですね。はい、やります。
(その翌週)
一色:この前はサポートしてくれてありがとう。実は今週末に課長会議があるんだ。それに私の代わりに出てくれ。
Gaz:課長の代わりに会議に出る意味は何ですか?私の会議での役割はなんですか?
一色:君の勉強になるし、課長との顔つなぎにもなる。議事を取ってくれればいいから。
Gaz:会議に出席することが、私の勉強になるとは思えません。あまり議事を取った経験はありませんし。出なきゃだめなんですよね?わか……
GLOBAL HR FORUM JAPAN 2017 実施報告レポート
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An Outside Perspective: Views from a non-Japanese HR professional and an intercultural communication consultant
What it takes for Japanese to succeed on the global business stage
日本型マネジメントのこれから
アメーバ型日本組織はテトリス型組織をマネジメントできるか
これからの日本企業の戦略的人事
日本企業のマネジメントは輸出できるか
社内公用語英語化の現状
日本企業は英語公用語化にどう向き合うべきか
外国籍社員の本音
外国籍社員からみた日本の企業理念の不思議
日本企業のグローバル化とダイバーシティ
鍵はマイノリティ・マネジメントにあり
ダイバーシティ新世紀
「デジタルネイティブ×グローバル」な「ミレニアル世代」を活かす組織創り
GLOBAL HR FORUM JAPAN 2016 実施報告レポート
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